つながるキャンパス 社会連携ゼミ
Date:2022.09.06
オンラインキャンパスである「つながるキャンパス」さんの企画「社会連携ゼミ」でゼミを開講。ゼミ生希望者にヒアリングを行い、知識レベルを確認した上で内容を決定し実施しました。
≪概要≫
- 場所:つながるキャンパス 社会連携ゼミ
- 日時:2022年1月21日~3月25日(全6回)
- 対象:大学生
- 形式:オンライン(Zoom)
≪内容≫
●第1回:誤情報とファクトチェック(120分)
- 拡散される誤情報の種類と拡散の理由
- ファクトチェックについて
●第2回:最新技術と誤情報(120分)
- ディープフェイクとその関連事件
- 画像検索演習①
●第3回:効果的な情報収集方法(120分)
- ネット検索の仕組みと弊害
- 効果的な検索方法
- 画像検索演習②
●第4回:当たり前を考える①(120分)
- 自分の当たり前と、他ゼミ生の当たり前の違いについて知る
- 当たり前は何によって形成されるのか、についての対話
●第5回:ロシア・ウクライナ戦争の報道を考える(120分)
- どのようにロシア・ウクライナ戦争の情報を入手しているか、自分と他ゼミ生の違いについて知る
- ロシア・ウクライナの報道記事についての対話
●第6回:最近の報道を考える/当たり前を考える②(120分)
- ロシア・ウクライナの報道について対話し、当たり前とメディアの関係を考える
- メディア情報リテラシーの理解度チェック
メディア情報リテラシーの基本を一般的な内容で展開していく予定でしたが、ロシア・ウクライナ戦争が始まったため、急遽、時事問題を多く加えた内容でゼミを実施しました。
≪ゼミ生の感想(一部)≫
■印象に残ったトピックとその理由
・当たり前について話したのが最も印象に残っています。
自分が見聞きした情報(メディアから得るもの、家族・知人から聞くもの)、自分が意識せずとも得ている情報が、自分の考え方や当たり前を形成していると感じました。自分が「当たり前」と思っていることや、なぜそれを当たり前と思うのか、どのようにして自分の思い込みが形成されているのかを考えるのが、自分の辿ってきた人生や環境を紐解いているようで、面白かったです。
・ディープフェイクに関するトピック。特にエリザベス女王に関する動画やディープフェイクの作り方の動画について印象に残っています。今回の動画においても、「踊りだす瞬間」までは不信感を抱きつつも本人と信じていた部分が大きく、日常においてもそうしたフェイク動画が簡単に作成されることを念頭におかなければ、情報の渦に巻き込まれてしまう可能性が大きいことを改めて実感したためです。