土佐塾中学・高等学校 授業

Date:2023.01.05

昨年度に引き続き、土佐塾中学・高等学校さんで少人数のクラスごとの授業を実施しました。オンラインコミュニケーションについての授業は1・2年生別々に、情報分析の授業は1・2年生合同で行いました。

≪概要≫

≪内容≫

● 気持ちの良いオンラインコミュニケーション術を⾝に付けよう︕(50分)

  • 最近、自分の感情が動いた出来事を思い出し、どのように感情を表現したか振り返る
  • 他者の感情をどのように知るのか、について考える
  • オンラインでのコミュニケーションと直接のコミュニケーションの違いを考える
  • シチュエーションを提示し、どのように振る舞うことができるか意見を出し合う

※中1・中2でそれぞれ1回ずつ実施

自分の感情と感情表現に向き合うこと、他者の感情表現について考えることで、様ざまな種類のコミュニケーションツールを使い分け、自分にも他者にも気持ちの良いコミュニケーションをどのよう実現するのか、について考えました。1クラスごとの授業だったため、ワークシートを埋めてもらいながら発言してもらうなど、参加型で実施しました。

≪授業後アンケート(一部)≫

  • 普段からよくLINEやDiscordを使って友達と連絡を交わしているので、色々と今後役に立つと思った。
  • LINEだけで全てがわかると思ったけど、メッセージや、音声だけでの電話だけでは、全然相手の状況がわからない。と気づかせてくれた。
  • メールとかでできることが限られているとわかった。
  • 僕はオンラインでのコミュニケーションをよくするので、その事について考えるのは楽しかった。

 

● 情報を分解して考えよう!~それは事実ですか?意⾒ですか?~(100分)

  • 情報の種類について(事実/意見、一次情報/二次情報)
  • 実際の記事を呼んで情報を分解する(新聞記事、雑誌記事、記事広告)
  • ファクトチェックを行う際にどのように情報を分解しているのか、実際のファクトチェック記事を基に考える

※中1・中2合同授業

実際の記事を読み、情報の仕分けをしながら、媒体によって事実と意見の割合が異なることを実感してもらうことができました。今回の授業のみでも理解できる内容でしたが、中2は昨年度の授業で説明したファクトチェックについての知識があったため、中1より深く理解していたように見受けられました。感想の中にも、「前のことを振り返れて良かった」というものがありました。

≪授業後アンケート(一部)≫

  • 事実と意見が混ざって報道されるニュースとかがあるから何が本当で何が嘘か分からなかったけど、意見と事実を見分けるプリントを通して区別の仕方の方法がわかった。
  • 世の中には本当のことかのような記事があり、それをどう見分けるかとか難しい。でも嘘の記事がある事を知れたので楽しく感じた。
  • 今の時代は、ネットサーフィンなどで遊べるし、色々な情報が飛び回っている世界なので、デマ情報やタイトル詐欺などにも引っ掛からないようになる、ためになる講話だった。
  • 自分が読んでてあまり気づかない、気にかけないところを授業してくれたから楽しかった。
  • 今まで、本当の事しか書かれていないと思っていたオンラインニュースも、嘘の事や、そのニュースの筆者がどうやって何かを見たかがわかるんだな。と気づかせてくれた。