高知県立窪川高等学校 講義
Date:2023.01.05
高知県立窪川高等学校さんが取り組むAI人材育成特別授業の一環として、これからの時代を生きるために必要なICTを正しく活用する能力を育成することを目的に、1年生と2・3年生に向けて講義を2回行いました。
≪概要≫
- 場所:高知県立窪川高等学校
- 日時:2022年12月15日
- 対象:全校生徒(1年生/2・3年生)
- 形式:対面授業
≪内容≫
その情報、本当に信じて大丈夫?(50分)
- 誤情報クイズ
- なぜ間違った情報が生まれ拡散するのか
- 誤情報が拡散されるとなにが起こるのか
- 情報の確認方法について
- ネットで情報を取得する時に起こっていること、気を付けること
ロイロノートを使用し、「誤情報クイズ」の回答や講義中の問いかけは生徒さん全員に回答してもらえる体制を整えつつ、直接挙手して意見を共有したい生徒さんには発言してもらうなど、可能な限りの双方向となるような講義を行いました。生徒さん同士が質問の答えを相談する姿は真剣そのもので、自分の情報の見方がクラスメイトと違うこともあるのだということを実感してもらえたように思います。
また、多くの教職員の方々にもご参加いただき、講義後に本質的な鋭い質問をいただくなど、真剣に講義を聴いていただけたことを実感することができました。
≪授業後アンケート(一部)≫
- 普段自分達が受け取っている情報には偏りがあるという話がとても身近に感じて印象に残った。情報の真偽に気をつけて、見たり聞いたりした情報を鵜呑みにしないようにしようと思った。
- 全ての情報が正しい訳はなく、自分が広めてしまうこともある。今までSNSを見る際も疑いながら見ることは少なかったのでこれからは1度考えてから見たいと思った。少しでも違和感を感じたら調べるか、広めないようにしたい。
- ちょっとしたノリでも大事になるかもしれないということがわかった。見出しとかだけで判断するのではなくて、記事の内容をちゃんと読んでから情報を得たいと思った。
★授業当日、NHK高知の夕方のニュースで報道されました
- “ネットの情報の中から正しい情報の判断を” 高校で特別授業(2022.12.15)
- プレスリリース