群馬県立二葉高等特別支援学校 授業
Date:2022.11.19
群馬県立二葉高等特別支援学校さんで、2コマ授業を行いました。生徒さんの特性や情報への接し方を確認するため、授業実施前に校内オンラインツアー、生徒さんへGoogle Formでの事前アンケート、生徒さんとの一対一でのオンライン面談を実施しました。これを基に、学校を卒業し社会へ出る時に生じる可能性のある問題について、担当いただいた先生と意見交換をしながら、授業内容を確定し実施しました。
≪概要≫
- 場所:群馬県立二葉高等特別支援学校
- 日時:2022年11月16日
- 対象:高校生(Ⅰ課程、Ⅱ課程)
- 形式:対面授業
●ネットの検索結果、誰が決めているの?(50分)
●「あやしい情報」の確認方法(50分)
≪内容≫
●ネットの検索結果、誰が決めているの?(50分)<Ⅰ課程、Ⅱ課程>
- 取得する情報はなぜ偏るのか
- 取得する情報が偏るとどうなるのか
- 今日から私たちができること
- 実際に検索してみよう
事前アンケートでYouTubeの使用頻度が高い生徒さんが多いことが確認できたため、YouTubeを例に検索結果や情報取得の偏りについて説明しました。ノートを取ることは生徒さんにお任せしていましたが、生徒さんの中にはスライドを確認しながら熱心にノートを取ってくれたり、先生方も頷きながら授業を聴いてくださいました。授業の最後には一緒に検索をし、意見や感想を伝えあうなど、授業で得た知識を実感してもらうところまでできたと感じています。
●「あやしい情報」の確認方法(50分)<Ⅰ課程>
- 誤情報クイズ
- なぜ間違った情報が生まれ拡散するのか
- 誤情報が拡散されるとなにが起こるのか
- ファクトチェックについて
- 情報とは
少人数のクラスだったため、スライドを基に対話をしながら授業を展開しました。授業準備の段階で一対一で話をした生徒さんたちで、かつ「ネットの検索結果、誰が決めているの?」の授業も受けてくれていたこともあり、初対面の緊張感もあまりなくリラックスして実施できたように思います。講師のする質問に真剣に考え回答をするなど、非常に真面目に取り組んでくれました。
二葉高等特別支援学校さんのWEBページでも記事にしていただきました。(こちら)